日本の多くの地域では、7月~9月の3か月くらいは、エアコンが必要になっていると思います。
8畳用エアコンで、0.6kw×30円/kw×10h×30日とすると、1か月電気代は、5400円くらいになります。
戸建てで、複数部屋でエアコン同時使用となると、電気代は、月数万円になってしまいます。
また、単身者は、部屋に寝るために帰るだけの人も多いと思います。
8畳の場合、部屋容積は14.6㎡×天井高2.4m で、35㎥程度になりますが、寝に帰るだけなのに、部屋全体を冷房するのは勿体ないと思います。
昔から、立って半畳、寝て一畳というが、一畳分、寝る布団の部分だけ涼しければ、生活にはなんとかなるはずです。
そこで、自分の布団周囲を、小部屋(テント)にして、そこだけ冷房する商品を考えました。
具体的には、
2m×1m(シングルの布団サイズ)×高さ1.5m程度の枠を設置し、そこに、アルミ断熱シートを被せ小部屋(容積3㎥)とする。出入り口部は、ビニール(透明なもの)のカーテンとします。
※中からテレビを見たり、パソコン作業ができることが望ましい。
※既にベットテントという商品もある
冷房容積は8畳35㎥に対して、小部屋3㎥で済むので、1/10以下となる。
小部屋を冷房する消費電力は、8畳用エアコン平均600w/hに対して、60w/hで事足りるので、小型の家庭用冷蔵庫くらいの消費電力で済みます。(電気代2円/hくらい)
冷房機は、家庭用冷蔵庫の部品を流用して、簡単な冷風機を作り冷気を送風する感じです。
室内廃熱は、小型冷蔵程度なので問題にならないと思います。
小型冷蔵庫は、二万以下で購入できます。冷風機の部品点数は、冷蔵庫より、ずっと少なくて済むことから、冷風機は1万円台で購入できるくらいの商品が出来ると思います。
これで、ギンギンに冷やした小部屋で、電気代を気にせず寝れるはずです。